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312 2009 01 04 文を書きたいリベンジについて

 タイトルの通り文を書きたいのリベンジです。

リベンジ確率は薄めです。

いいのです。

少し前に思いついたタネを勢いだけで書いてみます。

最初にいっときますが、

かなり適当ですので。

安易な気持ちで文章を書くとこんな感じになるんだよ。

という反面教師?

まあ、展開の運びは考えておらず、序章のみ。




放浪鬼

序章

自分は鬼だ。

自分が生まれたのは古ぼけたがどこか風格の漂う孤児院だった。

いや、正確には生まれたのではなく育てられた場所だ。

どうやら、生まれてすぐにそこの玄関と思われる場所の前に

ご丁寧にも赤ん坊のサイズにぴったしの籠に入れられて置いておかれたらしい。

むろん、記憶などあるはずもない。

だから、親など知らない。

親という存在の意義がわからない。

だが、育てられるという感覚はあった。

自分はその孤児院のぬしである

鋭いというイメージが一番合うという変わり者でお人よしのばあさんに

自分たちは育てられた。

自分たちというのも、

そこには同じように捨てられた子供がよく置かれる。

だから、同じような存在は周りに結構いた。

そこに預けられた子供たちはそのばあさんに厳しく育てられ、

二十歳になるか、途中で気に入った子供のいない家庭に貰われる。

大部分は二十歳になる前に貰われる。

理由はさまざまだが、

基本的にここの子供はばあさんによって厳しく育てられるため、

一般に言われる子供よりも、なっているらしい。

あくまでも予想だ。

他をみたわけでもないので、自分の予想範囲での出来事だ。

だが、自分は貰われなかった。

とくに他の子供と中がわるかったわけでもなければ、

とくにできたわけでもない。

とにかく、貰われなかった。

それは自分が”鬼 ”だからだ。


自分が自分で鬼というのにも、理由がある。

まず、鬼の象徴と言えば”角 ”だ。

自分の頭には角はある。

その角と呼んでいるものは、赤ん坊のころからあったそうだ。

頭の頭頂部よりは額に近い場所に髪をかきわけると、

角質が固まったような異質な部分が広がっている。

自分で触るとわかりずらいが、

その角質の塊は三角定規を頭にめり込ませたように埋まっている。

鏡で見ると、よくわかる。

髪をかきわけると尖った白い物体が埋まっているのがよくわかる。

髪をかきわけないとよくわからないが、

それは確かに角だ。

日常では違和感もなければ、役にも立たない。

が、それは角だ。

次に鬼の特徴といえば、”豆 ”だ。

自分は豆は食えない。

一切食えない。

間違っても食った瞬間、体中に言葉に表しがたい気持ち悪さが来る。

胃からでも体外に出さないと症状が悪化する。

触れただけでも気分が悪い。

まさに弱点ともいえる。

だが、最近の食いものにはなにかしらにつけて

食品に含まれるものが表示されているため、

食わずにすんでいる。

しかし、炒った豆はさらに対処が悪い。

触れただけでも、肌がやけどするようにいたくなる。

これはさけるしかない。

といっても、節分でもない限りは炒った豆が空を飛ぶという現象は起こらない。

自分で豆に近づかなければいいだけだ。


さらに鬼の特徴として、人よりも”力 ”がある。

自分は一般的人よりも体力や腕力もすぐれてる。

まわりのよくできていた子供よりも足も速く、重いものもたくさん持てた。

体力的にも、何時間同じ仕事をしても最後まで動けたのは自分だった。

どうやら、鬼は全体的に人よりすぐれているようだ。

酒にも強い。

子供だった自分にはばあさんが飲ませてくれなかったから、

自分がどれほど酒に強いかの確証を得るため、

寝静まった深夜にばあさんの部屋に忍び込み

ばあさん秘蔵の酒瓶からコップ一杯を奪って飲んだ。

その翌日、ばあさんにこっぴどく怒られたが

自分の能力はわかった。

どうやら、鬼にとって酒は人間にとっての水のような存在で

飲んで酔わないことはないが、

それが自然のように体が吸収した。

これは自分にとって今後とも必要不可欠になるものと自覚した。


そして、自分が”鬼 ”という最大の理由が、

自分は人間に情というものがわかない。

情といっても、ここまで育ててくれたばあさんに感謝がないわけではない。

自分は人間に愛情を得られない。

これが種の違いというものなのかと思った。

例をあげるならば、人間と猿が恋人とならないのと同じだ。

別に人間という存在が嫌いなわけではない。

この世界で生きていくのに人間とかかわりを全く持たないことなんてできない。

だからとって、越えられない種という壁があるのだ。

向こうがいくら近い存在だと認識していても、

自分はそうは感じない。

物理的に近くとも、心は近くない。

が、自分も生物だ。

生物的生理欲はある。

だが、人間裸姿を見ても欲情しない。

どんなに姿が近かろうが、違うものだ。

欲求から離れることはないが、満たされることもない。

満たすことはできない。

近い存在がいないからだ。


自分に親はいない。

親の所在がかわからないため、親戚もいない。

同じ鬼という存在の確認が取れない。

同じ鬼という近い存在がいない。

この世界の鬼は自分一人だけなのか?

常に孤独に縛られている。

だからこそ、貰われなかった。

というよりも、自分が人間を拒否していた。

いや、受け入れない空気を出していた。

ばあさんには悪かったが、自分は人間の手のうちにいるのは嫌だった。


だから、逃げたしたのだ。

二十歳になった翌日に孤児院から。

少ない金と簡単な生活用品を身につけて。

行くあてなどない。

行くべき目的地もない。

行く目的もない。

が、そのいろいろな思いがあったかもしれないその場所から出た。

自分は鬼だ。

ある程度はもつはずだ。

金がなくなったら、稼げばいい。

力には自信がある。

目的なんて探せばいい。

それは自分が鬼だからだ。






とこんな感じです。

プロローグだけを大分その場だけで書きました。

編集なしです。

元気があれば、続きを書きます。

ちなみにワードにしてみましたら、2135文字でした。

最近の記事としては多い方ですかね。

いっきに書いた割にはかけたのでは?

でも、このままではまずいので後でおなおししなくては・・・。

するかな?

思いつきはなはだしい。

このねたが気に入った方はぜひぜひ使ってください。

まあ、いないと思いますが。

では、また次回。
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